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仕事を知る
ペアプロ
働く場所が離れていてもチームで仕事が出来る
目次
フルリモートへの不安
私は前職でリモートワークをしたことがありませんでした。
そのため、私のリモートワークに対するイメージは「生産性が落ちる」「意思疎通が難しい」「会社の人間関係が希薄になる」。もちろん、仕事のやり方については聞いていたのですが、入社するまでどこか漠然とした不安がありました。
初めてのフルリモート×ペアプロ
最初の数週間の研修が終わってチームにアサインされると、初日からペアプログラミングがスタートします。
毎朝恒例のDaily Scrumが終了すると、Teamsのペアプロ部屋に2人ずつ入室します。ドライバーが画面共有で操作を担い、ナビゲーターが指示を出していいきます。1日中会話をしているので、時には喉が疲れる程です。
また、ペアだけで分からないことがあれば、他の部屋に遠慮なく聞きに行く文化が根付いています。仕事のキリが悪いと後回しになることはありますが、コミュニケーションの取りにくさを感じたことは今のところありません。個人的には、体を移動させる時間がないので、他の人に話しかけるハードルは対面よりかなり低いです。
私たちがペアプロをする理由
1. 難しい問題に立ち向かうため
開発業務を行う際、しばしば解決が難しい問題に出会うことがあります。そんなとき、ペアの存在は大変心強いです。ペアで解決できない場合は、モブプロを行うこともあります。
2. コードを共同所有するため
同じシステムを開発しているはずなのに、知らない所で知らないコードが書かれている…こんなことを防ぐためにもペアプロは有効です。
また、私たちのチームはカイゼン活動の一環で、ペアでのコードレビューも行っています。
3. OJTを効率よく行うため
私が入社したときはたった5人だった開発メンバーも、1年半で16人まで増え、現在は4人×4チームの体制で開発をしています。また、現在も毎月のように新しいメンバーが入ってきています。教育コストを最小限にすべく、ペアプロを通して業務に慣れてもらっています。毎週ペアはローテーションなので、一人に負担が偏ることもありません。
開発メンバーとの関係性
大変心地よい距離感で過ごせています。本を貸し借りしたり、近くに行ったついでに飲み会が開催されたり…。金曜日は「いい週末を!」と挨拶して帰る習慣も生まれました。もちろん開発をする上でもよい人間関係が築けています。入社前に心配していた「人間関係が希薄かも?」なんてことは全くありませんでした。ペアプロを通してチームメンバーとの関係性を深めているので、仕事ではいつでも助け合えますし、プライベートの話でも盛り上がれます。距離は離れていても孤独感は特に感じないです。
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